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世のため、人のため、そしてもちろん自分のため

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最近はMIKAとECD。素晴らしい。
でもMIKAはいまんとこ1stのほうが微妙に好きなんだけど、どうやろ? 聴きなじんできたら感想変わるかな。でも今回、「クイーン感」が比較的薄めなんで(笑)。1stでは3曲目の「MY INTERPRETATION」がいちばん好きなんで。

ところで宣伝SK氏(アルファベットネームが続きますが)の「だまされたと思って、ひとつ」の声につられて行った
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の試写。
これは泣きました。この監督さんの作品は正直苦手なんだけど、これは良かったです。内容がめちゃめちゃいい。

「俺、変わりたかったんだよ! まともになりたかったんだよ!」
という主人公マ男(小池徹平)の叫びが特に決定的で
「変わりたい」「まともになりたい」は
実際に僕がニート時代の末期に、腹の底からこみあげるようにして、初めて思ったことなんですね。
(しかもそのモチベーションは、今もバリバリ継続中)
ここに思想的な核を持ってきたのって、ほんとリアルで正確だなと。実感として。

そっからフリーランスの道に入った自分がそう思うくらいだから
ここでの「ブラック会社」は、狭義の「会社」の意味を完全に超えている。
ラストの主人公の一言も、だからこそ本当に素晴らしい。
特にいまや、ニッポン株式会社全体が「ブラック会社」なのは自明の理ですからね。

まあ当たり前のことを力説してる感じで恥ずかしいんですが

あとヒース・レジャーの遺作となったテリー・ギリアムの『Dr.パルナサスの鏡』
これはすごかった・・・!!
ある意味、かなり『ロボゲイシャ』ですよ(笑)。ものすごいやんちゃ坊主。
違法ドラッグまみれのジョルジュ・メリエスのようでもあり。
もう一回は観たほうがいいなあ。

ところで連休の最終日、
昼間に自宅居間のソファでぼ~っとしてたら
外から少年たちの「おしりふりふり YO! YO! YO! YO!」
という元気な歌声が聴こえてきました。
彼らなりの「追悼」ってことだな。
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