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楽しかったことしか覚えてないなあ

おほッ(『駅弁ひとり旅』風に)。ヨメもおんなじもん購入です。
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まずは兵庫在住の友人・M脇氏(改めてご紹介すると我がニート時代の恩人です)おすすめの「深川めし」を新幹線内で喰らうところからスタートした盆の関西帰り。弁当食ったらすぐ寝ましたね。

今年の正月は自宅で過ごしたんで、西の面々(親族&友人)に会うのは一年ぶり。
やっぱりリフレッシュ効果満点ですなあ~。
学校にも行かないし仕事も何にもない、ある種バリバリな時期に戻れるというか。まあ逆に
すっかり戻りすぎてしもて、ここ数日かなり苦戦中なんですが・・・・。

しかしまあ実際問題、僕の地元は和歌山市なんですけど
今回もまた当たり前のように、奈良帝塚山の妹夫婦の家へ。
避暑地感あふれる山の中なんで、つい。かなりペンション扱いで申し訳ない。
なんかトイ・ストーリーのグッズがやたら充実しまくってましたけど。
どうやら子供に買い与えるふりをして
実質、母である妹(36歳)のコレクションらしい・・・。

奈良はコンビニも「せんとくん」がたくさん生息しています。
奈良の某コンビニ.jpg

そして身内軍団で『ヒックとドラゴン』を観に行きました。
試写では2Dしか観てなかったので、どうしても3D版を観たかったんですよ。これに関しては。

それでですね。
いや~~~!!!「案の定」以上!!!
声を最大ボリュームに上げて言いたい。『ヒックとドラゴン』3D版はマジ本年度最高の一本ですよ!!!
映像も内容も申し分ない3D映画は、いまんとこコレただ一本じゃないかと思う。
(『トイ・ストーリー3』は2Dで充分傑作ですからね)
大傑作!!
ヒックとドラゴン 1.jpg
ヒックとドラゴン 2.jpg
とにかく立体視として見やすい。無理がない。しかも飛行シーンとかむちゃくちゃ効果的。
そのダイナミズムに乗りまくって、物語の良さも一回目に観た時よりぐいぐいぐいぐい入ってきたなぁ~。

要するに「時代は変わる」って話。
ひとりの心優しき革命家が誕生し、世代による(父→息子)思想的転換が劇的に起こる瞬間をとらえた物語。
暴力や攻撃や排斥といった前時代のやり方ではなく、
理解とコミュニケーションにより他者との共生を実現する「新しい時代」の実現・・・・
と言葉にするとありきたりな感じですが
ヒック少年が、自分の内に芽生えている未分化な感情や考え、周囲の常識に対する違和感を
自分なりに理論化し、肉体化していく「成長」ぶりは、史上最強のボーイズ・オン・ザ・ラン。
もう胸がカーッ!と熱くなりましたよ。

身体の欠損など、ハードなモチーフも容赦なく叩きつけている映画なんですが
小学5年生の甥・Y太はえらく感動したようで
その後聞くと、映画の続きに当たる原作本をガンガン読み進めているらしい。
しかも彼の学校でのあだ名は「ヒッコ」! 姓が「彦惣」なので。実際、雰囲気もかなりヒックっぽい。こういうのは「運命」って言っていいレベルだと思います。
ヒッコY太は『カラフル』の原作にも感動したらしく
なんか僕と路線が似ている感じなのである。
まあ、学校の勉強は僕の倍くらいできるようですが・・。
出来の悪い伯父としては彼の「成長」を生温かい目で見守りたいと思います。

ところでちょっと驚いたのが
予告編だけでなく、CMも3Dになっていたことでして
あのチキンラーメンのひよこが
「よろチキ」って言って、めっちゃ目の前に顔のり出してくるんですよ!!
↓こいつです。
よろチキ.jpg
びっくりした。

でその翌日は、
難波にて密クルーの久々の会合。
共同HP「密室カルチャーレディオ」自体はシンプルな都合で消えてしまったんですけど、
不変のメンバー4人で会うと、やっぱりココロ安らぐ&くつろぐなあ~。
この会合は我が人生で唯一の「自分から誘う吞み会」です(笑)
青野君とは一年半以上ぶりだったな。

ともあれ恒例の「北の家族」(うちらの名店)で
相変わらず地下的な話に興じつつも

スガシカオ『アシンメトリー』の「半分に割った赤いリンゴの イビツな方を僕がもらうよ 二人はそれでたいがいうまくいく」とか
シャ乱Q『いいわけ』の「男なら負けてやれよ 女なら感じろ 男ならカッコつけろ 女なら見ぬけよ」
って歌詞には、実に大きな人生の極意がありますなあ~
などど意外に年相応の話題にも傾く38歳ズ。
まあ横山sei-2君だけはまだ18歳か19歳なんですが(笑)

帝塚山で迎えの車を用意しているヨメと妹に怒られるので夜9時過ぎにはおひらきにしましたが
まあ一ヶ月後、また全員集うんで。神戸にて。某元管理人のおめでたい席にて・・・。

そんなこんなで現場復帰。
「サイゾー」のカルチャー時評、今回映画チームは「夏休みスペシャル」で6本レビューです!
「テレビブロス」では『悪人』で李相日監督&吉田修一さんインタビュー。『カラフル』で原恵一監督インタビュー。
「キネマ旬報」では『ハナミズキ』評。実質、ワタシはなぜ06年に『涙そうそう』を高く評価したのか、という内容になっております。

よろしくお願いしまーす!



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