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W・アレン vs. ワールドカップ

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19日(火)、ちょうど日本-コロンビア戦の真っ最中、「大迫半端ない」の発生(発声)時期とほぼ重なっていたとおぼしき夜、
新宿ピカデリーのウディ・アレン特集上映トークで菊地成孔さんとご一緒しておりました。「日本中が熱狂」の一方、シアター4がほぼ満員御礼!

記事も出ております。タイトルに「半端ない」が(笑)

http://cinefil.tokyo/_ct/17177823

https://eiga.com/news/20180620/10/

http://moviche.com/contents/news/73966/

その時のお話で出た“ウディ・アレン meets スパイク・リー!?”のAmazonプライムドラマ『ウディ・アレンの6つの危ない物語』、僕は未見だったのですぐ観ました。
いきなりジャズじゃなくてロック、ジェファーソン・エアプレインの「ヴォランティアーズ」ですよ!
jefferson airplane.jpg

1960年代末期、政治の季節。いかにも革命の渦と関係なさそうなアレン(作家役)とカウンセラーの妻(エレイン・メイ)の自宅に、ブラックパンサー周りと連帯してFBIに追われている過激派白人女子(マイリー・サイラス)が闖入。
妻と読書会を開いている主婦友たちもフランツ・ファノンや毛沢東に感化されていく……というマルクス兄弟ではなくカール・マルクス系、『テオレマ』感数割の異色のアレン作品!
第5話(といっても分割感はなく、単に長編一本を6つに分けただけの構成)ではアレン&メイの老夫婦がビルからビルへ飛び移る決死のアクションシーンもあるという!

これ、もしかしたらアレンの近作でいちばん素直に面白いんじゃないかな。
俳優としてのアレンはやはり唯一無二。バーバーのおやじに「ジェームズ・ディーンそっくりの髪型にしてくれ」とか言う冒頭から絶好調。
彼の役名はS・J・マンシンガーで、J・D・サリンジャーに間違えられる、などのネタもあり。

てことで『女と男の観覧車』は昨日(23日・土)より絶賛公開中。
僕は「映画秘宝」の洋画総進撃!!のページなどで書きました。

「キネマ旬報」の試写室のページでは『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』評を。

「CINEMORE」で、ホン・サンスについて書きました。
https://cinemore.jp/jp/erudition/316/article_320_p1.html

「朝日新聞」金曜(23日)夕刊には『ワンダー 君は太陽』評を。デジタルでも読めます。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13552543.html

それと「UOMO」の「40歳男子のための怪獣映画祭り」という特集に、最近の怪獣映画についてのコラムを寄稿しました。

ちなみに(↓)USJでふざけて買ったスパイダーマン・トートですが、結構しっかりした作りで、保育園の荷物用とか自分の資料運びとか普段使いで愛用しております。
スパイダーマントート USJで購入.JPG
今月18日、受付のガラスが割れた画像は衝撃でした。
また行きたいな。近いうちに行きますよ!


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