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2010-08-03

早速私事を記してしまうのは軽薄な気もしますが、衝動的なつぶやきということでお許しを。

今野雄二さんと最初に御挨拶させていただいた日は明確に覚えておりまして
2003年2月7日の金曜日夜、
今はなき六本木の某試写室での『ギャングスター・ナンバー1』の試写の後でした。

シネマライズの頼社長御夫妻がいらしており、その時御紹介していただいたのが
今野さんと、滝本さん。
今野さんからは「森さん、おいくつですか? 31歳! ほとんど僕の半分だな(笑)」
という気さくなお言葉をかけていただき・・・・。

そのあと、みなさんでお食事に行かれる予定があったようで
僭越ながら僕もお誘いいただいたのですが
友人との予定があったのと、あこがれの大巨匠といっぺんにふたりも出会ってしまった緊張が重なり
そのまま帰ってしまいました。

が帰り際
滝本さんが僕に「35歳くらいで一度壊れると、もっと良くなるよ」
という、本気で我が人生に決定的な影響を与える一言を不意に投げかけてくださったのですが
今野さんがすかさず「滝本の言うことを真に受けたらひどい目にあうよ」
と笑顔でつっこみ・・・・。

今まで自分が生きてきた中で、最も鮮烈な夜の光景。
一生忘れることができません。

合掌。
心よりご冥福をお祈りいたします。

しかし震えが止まらん。なんか、時代が変わったのか?
いいのかこれで?って気がしてならない。本当に。
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