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いまネット立ちあげたら「菊池凛子、米奇才監督と熱愛」との記事が。海を渡ってモテキが!? スパイク・ジョーンズは実際アメリカの元・幸世みたいなもんでしょ。キャリア的なことを除くと。
つーかヴェネチア映画祭開催中なんだよな~。行ってる知人もちらほら。『ノルウェイの森』評判いいみたいですね。

撮影:篠山紀信.jpg
ところで、奇才ならぬ「奇書」と銘打たれている08年に邦訳が出たジュリアン・コープの大著『ジャップロック サンプラー』(白夜書房)をたいへん遅ればせながら、ようやく読みました。これは実際とっても面白かった!!
事実関係の間違いがものすごく多い
(「混血シンガー、井上順」とか「永島慎二の漫画『フーテン』が、『男はつらいよ』と題する長編映画になったのだ」には爆笑!)
って点ゆえ「奇書」扱いされており、注釈でつっこみが怒涛に入りまくってんだけど
そのまま重戦車のように強引に進んでいく感じも含め、これはものすごい評論のエンタメ性に満ちまくった一冊ですよ!!
あげ足取り系のチマチマした文章とか読むと心が貧しくしぼんでいくんだけど、これは豪快!!かつマニアックな熱量がハンパなく、すごく楽しい。道楽としての勉強の快楽にあふれている。「ヘンなガイジンがおるなあ~」って感じが、まためっちゃイイんすよねえ。

正確さという点でいうと、50~60年代のアヴァンギャルド・シーン(ジャップロック史の前史的な部分)についてはほとんど間違いがない。やっぱりこのへんはすごい世界性を持ってたんだなってことがわかる。
間違いだらけなのはGSとか芸能史のドメスティックな部分ですよね。正史と偽史を思い込みで混ぜ込んでがんがん構築していく突っ走り方が最高でしたけど。

そしてジャケ。この写真はフラワー・トラベリン・バンドの『エニウェア』で、本にはクレジットが入ってなかったけど撮影は篠山紀信先生ですよ。かっこいいなあ~!!

とユー夏休みの読書感想文でしたけど。「3」くらいはつけてほしい感じで。
もう9月かぁ~。すなわち二学期ですよね。あくまで先生ではなく学生の立場で物言ってる39歳、ある意味絶好調の土曜日の昼下がりです。と思ったらもう3時過ぎてんのか。

あと全然関係ないんですが、先日『エクスペンタブルズ』の試写を観たら
ジョージア・サテライツの「キープ・ユア・ハンズ」が流れてびっくりしましたよ!! マジ20年ぶりくらいに聴いたんじゃないか? 流行ってた当時から。
あとマウンテンの「ミシシッピー・クイーン」とか、CCRとかシン・リジィとか・・・・このサザンロック系なライン、スタローンの趣味なのかなあ?
「かなあ?」と問いかけても、答えは返ってこないっていうね。
この疑問自体、あさってくらいには忘れてると思いますが(笑)。

最近、トシを急激に感じることと言えば
昨日、牛肉食ったらカラダがすごいしんどいっていう。
体内に暴れ牛を飼ってるような強烈な健康状態になってるんですよ!! トマトジュースとか飲んで中和させないと。

あと、本当に夜が弱くなってきて、最近朝の6時半くらいに目覚めてしまうんです。
そしたら『めざましテレビ』を観るんですけど、最近その習慣になじんできたら
アヤパンが辞めるっていうじゃないですか!!!
ものすごい普通に「アヤパン・ショック」にショックを受けてしまったというね。

しかし女子アナもたいへんですよね~。早朝から毎日変わらぬ笑顔でね。しかも昔の遊んでた写真とか掘り返されるし。
僕が女子アナだったら「ちょっとやめてよ!! わたしだって一生懸命がんばってるんですけど!?」
とかツイッターに書いて、局の上司にものすごい怒られるとか
そういう事態になってると思いますよ、マジで。
ハードコアですよ。昔は女子アナ嫌いでしたけど(ブームの頃とか)、今はリスペクトですよ! ショーパンだって無条件で応援しますから!!

さて原稿書こうかな~。まずは『悪人』評を。
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